アビガン、きをつけろ
━━━□ 4月 二考察 □━━━
―― 異常事態宣言【2】
コロナで死んだのか?
アビガンにヤラレタのか?
船 瀬 俊 介
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●アビガンは悪魔的な薬だった!
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現代医学が、死の疫病、新型コロナウィルスと戦っている。
戦いの前線は、メンデルソン博士が唯一評価した緊急救命医療だ。
彼等は、ほんとうによく戦っている。
そして――
ドイツの例に見られるように緊急医療体制で、
他方、燎原(りょうげん)
そこで、熱い期待を集めているのがアビガンなる医薬品だ。
それは、「抗インフルエンザ・ウィルス剤」
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●死ぬリスクの副作用ゾロゾロ
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以下――
報告されたアビガンの副作用である。
まず、【警告】が怖い。
「……動物実験において、
よって、
「……本剤は、精液中に移行することから、
投与期中および投与終了後7日間まで、性交渉を行う場合は、
「重大副作用」とは――
死ぬこともある「重大」「重篤」な副作用という意味である。
(1)異常行動:
「転落などに至る恐れのある異常行動
(急に走りだす、徘徊する等)があらわれることがある。
(2)ショック・アナフィラキシー:
「急性アレルギー。急に血圧低下などを起こす。
重篤では死亡する」
(3)肺炎:
「コロナ肺炎を防止するためのアビガンで肺炎を起こす」
(4)劇症肝炎:
「アビガン“薬毒”で肝臓破壊」「命に関わる肝炎」、
さらに「肝機能障害」「黄疸」も重大副作用。
(5)皮膚粘膜眼症候群:
スティーブン・ジョンソン症候群(SJS)
「発症すると約4割が死亡する」
(6)中毒性表皮壊死症候群(TEN):
「表皮がドロドロに溶けていく異常な症状」
(7)急性腎障害:
「アビガンの“薬毒”で腎臓が破壊される」
(8)白血球減少:
その他、好中球や血小板も減少。
「免疫力は急激に低下する」
(9)精神異常:
「意識障害」「せん妄」「幻覚」「妄想」「けいれん」
など。
(10)出血性大腸炎:「大腸粘膜が侵され下血する」
――まさに恐怖の副作用群。
ここまで読んで、あなたは医師に、
愛する人に「アビガンを打って」と頼む気になれるでしょうか?
これほど、恐ろしい命の危険を侵して、インフルエンザ患者には、
で、「添付文書」の効果の記述は?
【効能効果】
「新型または、再興型インフルエンザウィルス感染症」
たった、これだけ……アッケにとられる。
「熱が下がる」とも「治癒する」とも、いっさい書いていない。
さらに、以下の「ただし書き」が続く。
(※ただし、他の抗インフルエンザ・ウィルス薬が
無効または効果不十分なものにかぎる)
!つまり
「他の薬が効かない場合にのみ
(やむを得ない場合に限り)使用してください」
という、恐るべきただし書き……。
それだけ、毒性が激高であることがわかる。
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●アビガンで死ぬ?コロナで死ぬ?
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薬の効能は「二重盲検法」でしか判定できない。
それは、二群の患者の一方には偽薬(プラシーボ)を与える。
もう一方には試験薬を投与する。
両者の結果を詳細に比較することで、医薬品の効能は判定できる。
しかし、今回のアビガンは、いまだ、
緊急事態だから、とにかく使ってみろ!
そうして、患者が「治った」ら「効いた」と判定する。
「使った」「治った」「効いた」の“三た主義”である。
患者が治っても薬で治ったという証拠は一切ない。
それは、だれにも分からない。まさに神のみぞ知る。
患者には、もともと自然治癒力が備わっているからだ。
しかし、製薬会社は、そんなことはおかまいなし。
「アビガンが新型コロナウィルスに効果!」と特筆大で宣伝する。
マスコミも、ここぞとばかりに、大々的に大見出しで報道する。
すると、無知なる大衆は、我先にとアビガンに殺到する。
同じことは抗ガン剤でも、はてしなく繰り返された。
最近ではオプジーボの悲喜劇がある。
ノーベル賞の御墨付きで、人々は殺到した。
正体は、99%のガン患者を殺戮する猛毒にすぎなかったのに……
まさに、何も知らずに“殺されている”人があまりに多すぎる。
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“洗脳”され、殺到する人に言いたい。
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まずはアビガンの「医薬品添付文書」を熟読しなさい。
それから受けるか、受けないか、ご自身が決めなさい。
それすらできない人は「殺されても」仕方がない……。
◆医療用医薬品 : アビガン
添付文書情報 2019年4月 改訂 (第7版).
http://command-ex.com/L3629/
◆プリントアウト用PDFファイル(A4 6ページ)
http://command-ex.com/L3629/