枝廣淳子さんのメールから
Enviro-News from Junko Edahiro
No. 2705 (2019.08.03)
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岩波新書「地元経済を創りなおす――分析・診断・対策」
http://amzn.to/2FCzZzV
多くの方に「読みましたよ」「もっと詳しく話を聞きたい、
足元の人口減少や、
イーズでは、「見える化ユニット」を組織して、「アセスメント・
https://www.es-inc.jp/
「見える化」の対象として、「環境負荷」「幸福度」「
https://www.es-inc.jp/
今年度は、北海道・下川町、熊本県・南小国町、島根県・
今年の3月16日には、この3町の方々においでいただき、「
「当日予定が合わなくていけなかったが内容を知りたい」
https://www.ishes.org/news/
ここでも登壇してくれた海士町では、
私も登場して、産業連関表とは何か、それで何がわかるのか、
「ストップ!漏れバケツ ~島の経済を見える化しよう~」
https://youtu.be/Bp4LB9UHxnQ
さて、3町のなかでも最初に産業連関表を作成して、
~~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~
地元経済を創りなおす~北海道・下川町の取り組み
○しっかりした地元経済の重要性
私はこの数年、中央政府のエネルギーや成長戦略、
地域のお手伝いに力を入れているのは、一つには「
日本には現在、人口3万人未満の自治体が954あります。
今でも毎年10万人の若者が地方から東京に移住しています。「
各地の地域がそれぞれ地元の経済をきちんと回して、
○地元経済は「漏れバケツ」?
それぞれの地域は、地域の経済のために、
その重要性を、
「町から漏れ出ているお金を把握して、減らそう!」
○町の経済規模と域際収支がわかった!
町から漏れ出しているお金を減らすためには、まず「どこに、
作成にあたっては、住民基本台帳人口、
産業連関表を作成することで、「下川町の経済規模(域内生産額)
下川町の黒字部門は、製材・木製品(約23億円の黒字)と農業(
産業連関表を使えば、「漏れをふさいだ場合」
○地元資源を活用して、エネルギー自給の町へ!
下川町では、この大きな可能性を現実のものにするために、
現在、13基のバイオマスボイラーが稼働しており、
○利害の対立する事業者の巻き込み方
暖房の燃料を灯油から地元の木材チップを切り替えていくとしたら
この「移行に伴う課題」に対して、
灯油の代わりにバイオマス原料を販売できれば、
○新しい産業と転入者の増加
下川町では近年、
そして、こうした新しい動きに惹かれて、
下川町では、「地域の経済は、
日本の自治体の中で、ここまでしっかりと地元経済を見える化し、
私はこのような考え方やツール、事例を知ってもらいたいと、
それぞれの地域が完全に「自給自足」
~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~
ほかにも参考になるかもしれない自分の資料をご紹介しておきます
地域産業連関表について
https://www.kantei.go.jp/jp/
未来は地域にある! ~持続可能で幸せな 地元経済を創る~
http://asahigroup-foundation.
また、イーズ「見える化ユニット」のメンバーのひとり、
産業連関表―地域全体のお金の流れを把握する
https://www.amita-oshiete.jp/
産業連関表をつくるだけでは物事は変わりません。
このような取り組みからわかったことや実際の効果をみなさんにお