ガス会社のだつたんそ
Enviro-News from Junko Edahiro
No. 2773 (2020.12.02)
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管総理の「2050年実質ゼロ」宣言を機に、
私が社外取締役を務めさせていただいている東京ガスは、
https://www.tokyo-gas.co.jp/
ご存じのように、天然ガスは石炭や石油に比べれば少ないものの、
「COMPASS 2030」では、「なぜ、目指すのか?」という見出しで、
~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~
2030年へ向けて“新たな変革の時代”の入り口にいます。
この先の時代を、大きな飛躍のチャンスと捉えています。
お客さまの価値観の変化や、
~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~
それから1年、9月には中国が「2060年までにネットゼロ」
先週11月24日には、日本ガス協会も脱炭素宣言を出し、
おそらく、自己否定じゃないか、
天然ガスは短期的には必要かつ重要です。が、長期的には、
そのような問題意識で、
https://www.gas.or.jp/
~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~
2020年11月24日
日本ガス協会
日本ガス協会 広瀬会長 会見発言要旨
https://www.gas.or.jp/
I.菅首相の「2050 年カーボンニュートラル、脱炭素社会を目指す」
<はじめに>
菅首相による「2050 年カーボンニュートラル、脱炭素社会を目指す」旨の宣言は、
1872 年に横浜でガス灯が灯って以来、我々は、「ガスを製造し、
時代がどうあれエネルギーは不可欠であり、S+3E の高度化は重要課題。
特に環境適合性に関して、菅首相が示した「2050 年カーボンニュートラル化」
エネルギーは「電力」だけでなく、民生・
1.カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて
(1)基本的考え方
2050 年までの 30 年間をトランジション段階と位置づけ、
(1) ガス体エネルギーの革新的イノベーション
水素、メタネーション、バイオガス、
(2) 天然ガスシフト・高度利用
累積CO2 低減のために、需要側の取り組みとして徹底した天然ガスシフト、
(3) 国際貢献
水素をはじめとした世界的なガス体エネルギーの利用拡大に鑑み、
(2)ガス体エネルギーの革新的イノベーション
革新的イノベーションによって「
(3)天然ガスシフト・高度利用によるCO2 低減
燃料転換に加え、
2.将来のガス供給の絵姿
イノベーション技術とガスインフラを組み合わせた将来のガス供給
(1)沿岸部:海外輸入水素を起点として水素導管網を構築、
(2)都市部:
(3)地域:カーボンニュートラルメタンと水素を使い分け、
3.カーボンニュートラル、脱炭素社会実現に向けたチャレンジ
我々のカーボンニュートラル化への挑戦は、
このような脱炭素社会実現に向けては、「
<おわりに>
ガスシステムは、脱炭素社会の実現のみならず、
以上