おれない、ために


                  Enviro-News from Junko Edahiro


                      No. 2765 (2020.08.21)

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2018年4月から月1回、地道に続けてきた幸せ研の読書会、今月28日に第100回の開催となります。

これまでどんな本を取り上げて「幸せ・経済・社会」のあり方を考えてきたのか、7分の動画にまとめてもらいました。幸せ・経済・社会を考える上での必読書、こうやって眺めると、それぞれがつながりあって未来への道を示してくれているようです。よかったらご覧下さい。
https://www.ishes.org/news/2020/inws_id002811.html

またこれまでの読書会を音声受講することもできます。ご興味のあるテーマや書籍をピックアップしてご利用ください。
https://www.ishes.org/news/sem_onsei.html

記念すべき第100回の読書会は、先の見えない今の状況だからこそ、「レジリエンスについてみなさんと考えてみたいと思っています。

レジリエンスとは、さまざまな課題や圧力にも、ポキッと折れてしまうことなく、しなやかに立ち直る力です。コロナ危機、気候危機、エネルギー危機、人口危機……。個人としても、組織や地域としても、社会全体としても、ますますレジリエンスが必要とされる時代になっていきます。

レジリエンスとは何か? それをつくり出す要素とは? 具体的に組織のレジリエンスの差はどのように出てくるのか? 

課題書には、私が執筆した入門書である『レジリエンスとは何か』と、ハーバード・ビジネス・レビューの『レジリエンスを取り上げます。レジリエンスの基本的な考え方を学んだ上で、世界の研究者が示している組織や働く人の「レジリエンスの考え方についても学びを深めていきます。

次の100回に向けてのスタートとなる読書会、ますますレジリエンスが必要とされる時代に向けて、しっかり学び、考えていきましょう! みなさんの参加お待ちしております。

【第100回】
「幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会」開催のご案内
レジリエンスとは何か』『レジリエンス』を読む

日時:8月28日(金)18:30~20:30(開場18:00) 

会場:オンライン(Zoom使用予定)
 (申し込みされた方にURLをご案内いたします) 

課題書:
レジリエンスとは何か』(著:枝廣淳子)
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4492045678/junkoedahiro-22
レジリエンス』(編集:ハーバード・ビジネス・レビュー編集部)
https://amzn.to/2EbknZe

定員:先着24名

資料代:1回 3,000円(税別)

お申し込み:こちらからどうぞ(外部サイトへ移動します)
https://peatix.com/event/1579319

※お申し込みいただいた方全員に、資料と音声をお届けしますので、オンデマンド型で勉強いただけます。「この時間は都合が悪い」という方もぜひどうぞ!

たまたま昨夜、『LIFESHIFTライフシフトの共著者であるロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン(心理学者)&アンドリュー・スコット(経済学者)とのzoom勉強会に参加しました。 おふたりはこの本で、人生100年時代における働きかたと生きかたについて、新しいフレームワークを提案していらっしゃるのですが、昨夜の勉強会は「コロナ禍がライフシフトや私たちの暮らし・生き方にどういう影響を及ぼすか」がテーマでした。おふたりの答えは明瞭で、「コロナ禍は、ライフシフトを加速するとともに、そのストレステストとなる」「何よりもレジリエンスが重要になってくる」というものでした。

私が、日本の皆さんにもレジリエンスについて知ってほしい、あらゆる分野でレジリエンスを高めてほしい、と願って『レジリエンスとは何か』を書いた当時は、これほどレジリエンスの重要性が叫ばれる時代がこんなにすぐに来るとは思っていませんでした。これからもその重要性は増す一方だろうと思っています。ぜひ一緒に学び、考え、試行錯誤していきましょう!
https://peatix.com/event/1579319


さて、私が副代表として参加している熱海の未来創造部では、「川から海への流れ込むプラスチックごみを河口でキャッチする!」というプラキャッチプロジェクトを進めています。
https://mirai-sozo.work/topics/miraisozo/environment/marineplasticwaste.html

8月24日に「SDGs目標12・14を体験を通して考える!海と川とプラごみプログラム」を開催します。まだ少し残席がありますので、よろしければご参加下さい。
https://mirai-sozo.work/topics/010642.html

夏の1日、世界と日本のプラごみの問題のデータや取り組みの最新情報などとともに、プラごみ問題の本質をじっくり考えませんか。感染防止対策をしっかりとり、少人数での開催です。

当初は、「学校の夏の自由研究にも」と思っていたのですが、コロナの影響で夏休みが短くなり、自由研究の宿題もなくなった学校が多いとのこと。24日はすでに夏休みが終わっている小中学校も多いため、今回は「大人の自由研究」の趣となりそうで、いろいろな議論ができることを楽しみにしています(もちろんお子さんのご参加も大歓迎です!)

お申し込みはこちらからどうぞ。
https://mirainotane.stores.jp/

【日時と場所】

日時:2020年8月24日(月) 9:00集合~午後1時まで
(午後5時まで施設とサポートを利用できます)

場所:静岡県熱海市渚町7-5 未来ビル集合~サンビーチ~糸川河口~未来ビルで解散
(未来ビルは熱海駅から、徒歩で16分、バスで10分。海のすぐそばです)

【プログラム内容】(だいたいのスケジュール)

9:00:受付

9:30:2Fのマリン・スクエアにて、本日の流れの説明、プラごみ問題クイズ大会

9:50:サンビーチへ移動(徒歩3分)
  ビーチでのプラごみ、マイクロプラスチックの観察)
  糸川河口へ移動(徒歩5分)
  マリーナから作業船に乗って、プラキャッチプロジェクトに参加!

12:00:未来ビルに到着、ひとやすみ

12:15:まとめの時間(プラごみ問題の現状、世界と日本の取り組み、どうしたら解決できるか)

13:00:終了、解散

※昼食をご希望の方は、地元・宇田水産のスペシャル丼「未来丼」(1200円)をご注文いただけます。(当日朝、集合時に注文。マリン・スクエアで召し上がっていただけます)

※マリン・スクエアは17時までお使いいただけます。プラごみ問題の専門家・枝廣淳子が17時まで学びや研究のサポートをします。

※もちろん、海を眺めながらのんびり時間を過ごすこともできます!

<特典>
ご家族・グループに1冊ずつ、プラごみの解説がわかりやすく読める『プラスチック汚染とは何か』をプレゼントします。

※海洋プラごみ問題を、海から考えることができます。海岸で何を発見するのか? 作業船に乗り込んで、海からプラごみ問題を見てみる! 環境問題に20年以上取り組んできた枝廣淳子とじっくり意見や情報を交換するなど、ここでしかできない体験をぜひ楽しんでください。ワンディ・ワーケーションとしてもお勧めです!

まだまだ熱い夏がつづきそうですね!(「暑」と「熱」を組み合わせた新しい漢字を創りたくなります……)

どうぞみなさま、体調に気をつけてお過ごしください。