児玉医師すごい
「全国一律のステイホームは日本を滅ぼす」児玉龍彦・東大名誉教授がぶった切る緊急事態宣言5月末まで延期
亀井洋志週刊朝日
日本の専門家会議は政権に忖度(そんたく)してしまって、専門家としての助言がまったくできていません。中国の鍾南山さんは、SARSの時に江沢民元国家主席に諫言して国の政策を変えさせました。そういう気骨のある人物でなければこの難局は乗り切れません。
専門家の意見というものは、最初は必ず少数意見なのです。ですから、多数を説得できる人でなければ務まりません。国民的合意のもとに正しい政策を取ることのできる専門家のリーダーを選ぶことが、いま待ったなしの状況なのです。
一方、メディアは厚労省や専門家会議、東京都の話を垂れ流すのではなく、医療現場で現実に起きていることをきちんと取材し、国民につぶさに現状と問題点を知らせるべきです。(本誌・亀井洋志)
※週刊朝日オンライン限定記事