船瀬俊介さんから

━■ 子どもの未来を守る ■━

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スマホが子どもの自閉症と脳腫瘍の原因に〓

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■子供に携帯電話を持たせて危険にさらすな
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「子供に携帯電話を持たせる親はまともじゃないし、脳腫瘍から自閉症まで様々な
 健康障害の危険に自分の子供を曝すようなものだ」

と、アイルランドの首都ダブリンで開かれた会議で米国のジョージ・カルロ博士が
警告した。
カルロ博士の研究によると携帯電話から出る高周波電磁波は、携帯電話を使う人の
細胞にダメージを与える。この結果は昨日のダブリン会議で発表した。
カルロ博士が行なった研究は、3月に論文として発表されるが携帯電話や中継基地局
から出る電磁波は子供の自閉症と関係があるとしている。

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■12歳未満は特にいけない
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カルロ博士が親たちに強く求めたのは、12歳未満の子供は特にDNAや細胞膜が傷つき
やすいので、使わせないようにということだ。
カルロ博士はワシントン市にあるNPO組織「科学・公共政策研究所」の代表で、米国
携帯電話産業連盟から携帯電話の健康影響を調査研究するため、1993年に2千万ユーロ
(約30億円)を提供され、調査研究をした人だ。
そして6年間にわたって調査研究した結果、彼と世界中の研究者200人が下した結論は、
携帯電話会社は携帯電話の危険性を人々に警告する必要があることだった。

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■携帯電話被害の特徴について
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携帯電話問題ではじめに訴える症状は、携帯電話を使うことによる頭痛や不眠である。
しかし2年以上経つと、携帯電話中継基地局周辺住民からの苦情の90%以上は、病気
の訴えに変わる。
現在、世界で24億人の人々が携帯電話を使っており、その数はさらに増加する傾向に
ある。

「何が問題かというと、無線技術をいまさら使わないといった後戻りができないことだ。
 携帯電話や無線LANを使えば、電磁波のバックグラウンド量は増加するし学校に無線
 LANを設置するような愚かな選択をすれば、電磁波量が増加するのは当たり前だ」

と、カルロ博士は警告を発した。

そして、

「私たちは中継基地局やアンテナを建てるのでなく、光ファイバー用の基地局を造る
 ことで、健康被害を少なくするよう政府や携帯電話会社に要求すべきだ」

と、カルロ博士は訴えた。
カルロ博士は、人々が携帯電話電磁波の危険性を直接感じる体験をすることが大事では
ないかと訴える。

どういうことをするかと言うと、携帯電話が電磁波を多く出す状態だと携帯電話の画面に
“アンテナ”が3本建つが、画面に1本の“アンテナ”しか建たないような基地局にきわめ
て近い場所にまず立つ。次にその電話と中継基地局の間に人を一列に立たせる。
そうすると、画面の“アンテナ”が2本、3本と増えてくる。
それは、間に人がいると交信する上で邪魔なのでそれだけ強いマイクロ波携帯電話から
発信されるからだ。こうすることで携帯電話電磁波の強さを目で実感できるようになると、
カルロ博士は説明した。


健康被害だけがスマホの特徴ではない!〓

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■世界規模で広がる若者のスマホ依存
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『若者のスマホ依存に対策はあるのか?』

このような思いをしているのは日本人だけではない。
世界規模でスマホが普及してきた現在、世界中で

スマホがないと生活できない、不安でしょうがない」

という人が増加している。
特に若者たちは、物心ついたときからスマホに触れており、もはや生活の一部になって
しまっている。海外でも若者のSNSやネットへの依存が社会の問題になっている

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スマホを取り上げられると発作も・・
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スマホが広く普及しているベトナムでもFacebookが大人気で、5000万人以上が利用している。
ベトナムの人口は約9200万人であり、単純計算して国民の半分以上が利用していることになる。
特に若者は、スマホを常に利用しており、Facebookでニュースや友人が「いいね」をした情報
をチェックしたり、写真をアップしたり、友人がアップした投稿を読むことによって楽しんで
いる。

だが、Facebookばかりが気になってしまい、学校で勉強に集中できなくなってしまうだけでは
なく、Facebookが使えないと生活ができない若者も増加してしまっている。
このことをベトナムのメディアは「Facebook依存症」と報じている。

そして最近ベトナムでは過度のFacebook依存症で体調を崩し、入院までする若者も増えている。
ハノイの18歳の女子高生は、毎日深夜3時までスマホを手放さないでいた。
食事をしないでスマホばかりチェックしている時もあった。
そして心配した両親がスマホを取り上げると、ストレスで取り乱して叫び出したり、うつ状態
になってしまったりし、地元の病院に入院して治療を受けているそうだ。

他にも11歳の少年は、ネットが繋がらないという理由で地方の祖父の家には行かなかったり、
スマホが気になって授業をさぼったり、友人らと喧嘩をしたりした。両親がネット断ちをさせ
ようとスマホを没収し、自宅のインターネットも使えなくしたところ、気絶して倒れてしまい、
2日間寝込んでしまった。

また14歳のFacebook依存症の若者はスマホとFacebookの利用を禁止したら、けいれんの発作を
起こして幻覚症状に襲われた。

ベトナムの医師によると、入院するまでの症状が出るのは極端な場合であるものの、ベトナム
の若者にはFacebook依存症の傾向が強く見られるとのこと。また、治療には半年から長くて5年
以上かかり、対処が遅れるほど、治療にも時間がかかるとされている。

2016年にはベトナム国家大学ハノイ校が、人々を集めて、72時間(3日間)の「Facebook断ち」
の挑戦を行った。しかし40%の挑戦者が6時間も耐えられなかった。
それだけFacebookが気になって仕方がないのだ。

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■フランス、2018年9月から「学校でのスマホ使用が全面的に禁止へ」
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フランスでは子供の携帯電話やスマホ依存を防止することを目的として、2018年9月から学校
での携帯電話やスマホの使用が禁止される。これはマクロン大統領の選挙公約だった。

フランスでは12歳から17歳のうち93%が携帯電話やスマホを所有しており、現在でも授業中の
携帯電話やスマホの使用は法律で禁止されている。

2018年9月からは、6歳から15歳の生徒を対象に、学校にスマホを持参することは良いが、休み
時間やランチタイムも含めて学校内での使用が一切禁止となる。

教育大臣のJean-Michel Blanquer氏は

「最近の子供はスマホばかり見ていて、遊ばなくなった。教師や両親が協力して、スマホ
 スクリーンから目を逸らすことは、教育的な観点からも重要なことだ。」

『本当に学校でスマホを禁止できるのか?』

と問われるが、『答えはイエスだ』」とコメントしている。

・・今日から、子どもに対するスマホの使い方を真剣に考えることで、
  子どもの健康被害や依存症を防げると思いませんか?

      (了)