船瀬俊介さんから

━━━━━━━━━━━━□ 8月 三考察 □━━━━━━━━━━━━

―― 5G の越えられない壁

   5Gで使用する電波は、4Gに比べて長い距離を飛びづらい

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■次世代の通信規格となる5Gの特徴
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普段はテクノロジーにあまり縁がなくても、最近では「5G」という言葉を耳にした人も
多いのではないだろうか。
総務省は4月10日、第5世代移動通信システム(5G)で使用する周波数を、国内の通信4社
NTTドコモKDDIソフトバンク楽天モバイルに割り当てることを決めた。
これを受け、日本で2020年春に本格的な5Gの商用サービスがスタートする。来るべき5G
時代の幕開けを象徴する出来事といえる。

次世代の通信規格となる5Gの特徴は「超高速大容量」「低遅延」「同時多接続」である。
2時間の映画を数秒でダウンロードできると言えば、その速さは伝わりやすいだろう。

5Gの通信サービスでは、大量の情報を瞬時に、しかも遅延なくやりとりできる。
このため、さまざまなモノとモノの接続、すなわちIoT(モノのインターネット)の普及
が加速するはずだ。さまざまなセンサーが取得した情報をリアルタイム処理する必要が
ある自動運転技術についても、実用化を後押しすることになるだろう。

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■一体感を超える「新感覚」に期待
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それでは5Gの商用化は、未来の生活にどのような変化をもたらすのだろうか。

身近な一例を挙げると、超高速大容量の通信サービスによって、スポーツ観戦をもっと
リアルに楽しむことができるとされている。
5Gの通信を利用したKDDIの実証実験では、野球の試合風景をあらゆる角度から観られる
自由視点の映像をリアルタイムで複数のタブレット端末に配信することに成功している。
スタジアムにおいて座席の位置にかかわらず、観客はバッターボックスの選手を好きな
アングルで眺めることができるのだ。

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■米国と韓国で火花
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5Gの商用化を目指す動きは諸外国でも活発化している。
米国と韓国を舞台に今月上旬、スマートフォン向けサービスの開始を巡って火花が散っ
たことは話題になった。米通信大手のベライゾンが、当初11日に予定していたサービス
の開始を約1週間前倒しして、世界初を韓国通信大手から奪還しようとしたのだ。
これに対して韓国の通信大手3社も対抗してさらに前倒しすることで“世界初”を宣言
した。

こうした国際的な5G戦線に目を向けると、日本はスタートが出遅れたと言わざるを得な
いだろう。今後は実用的なサービスを他国に先駆けて展開できるかが、存在感を示す鍵
となる。

商用化は東京オリンピックパラリンピックの開催年である20年にスタートする。
通信4社は21年春までに全都道府県でのサービス提供を目指す。

しかし、5Gの恩恵を列島の隅々まで行き渡らせるには課題もある。
現時点では進んでいない基地局の整備がその代表例だろう。
5Gで使用する電波は、4Gに比べて長い距離を飛びづらく、また直進性が高いため壁の内側
やビルの陰などには届きにくい。つまり、これまでより多くの基地局を設置しなければな
らない。超高速で大容量の通信を謳う「本物の5G」を多くの人が体感するには、越えられ
ない壁があるのだ。

 出典:米国プリントマガジン WIRED

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 5G 反対同盟 公式HP
 http://command-ex.com/L3629/g4531/43501