白鳥一彦さんのメールから

━■健康談話■━

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 森下敬一
『食べもの健康法』から引用

<資料請求>
http://command-ex.com/L3629/s2263/81191

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森下敬一 『食べもの健康法』

●くこ

くこは長い間利用し続けているとめざましい不老長寿の
効果をあらわす代表的植物である。

その一つのあらわれは、視力の衰えの防止に威力をあら
われることで、古い本には
「あたかも消えかかった灯明に油をさしたようになる」
と書かれている。
したがって、かつての爆発的くこブームの終わりと共に、
それとは無縁となってしまった人は、大変惜しいことを
したことになる。

くこは、春、秋に新芽を出す。その軟らかい葉をくこ飯
にすると、くこ特有の風味が満喫できる。
炊き上げたご飯に、油炒めしたくこを混ぜ込めばよい。
このほか、天ぷら、ゴマ和え、汁の実などにいろいろと
工夫して用いるといいだろう。

どんな成分によるのかはわかっていないけれど、くこは
特に消化器、循環器、呼吸器の機能を健全にし強化する。

実際、慢性胃炎、肝臓病、高血圧、肺結核がよくなった
という例が多い。血管の老化を防止する作用もあるので、
動脈硬化の防止に役立つ。
また、低血圧や冷え性にもよく効くことから考えると、
自立神経機能の安定化作用もあるらしい。

くこ茶にして用いても、同様の効果が得られる。
これは乾燥した葉を香ばしくほうじて用いる。
番茶のように熱湯を注ぐだけで飲めるから便利でもある。
ただし、煎じ汁は感化作用を持っているから、便秘症の
人は乾燥した葉を煎じて飲む方法がいいだろう。

また、ふりかけにして利用する、という手もある。
夏に、葉?つぼみ?花などを採取して水洗いした後、陰干し
して、こんがり炒って粉末にして用いるのである。
これに、ミネラル食品であるこんぶ、のり、ごまの粉末に、
焼塩(自然塩を炒ったもの)を混ぜれば、すばらしい浄血
・健脳ふりかけだ。

くこはまた、大変な強壮・強性食品である。
それもそのはずで、くこは非常に生命力の強い植物。
挿し木で容易に発根するばかりか、くこ風呂に使った後の
実からも発芽するほど。強壮?強制効果を得るためには、
若葉を生食するか、またはくこ酒を飲むとよい。

くこ酒は、乾燥したくこの実(漢方薬店で売られている)
300~500gに、焼酎1.8リットルを注いで、3ヶ月以上ねかせ
ておくとできる。
これを毎晩盃に1~2杯ずつ飲む。決して飲みすぎないこと。
好みで、はちみつで味つけしてもよい。
このくこ酒は、そのほかに糖尿病、不眠症冷え性、不感
症にも有効である。

ところで、くこ風呂は、薬草学の古典に?くこ葉の煎湯は、
人をして光沢ならしめ、百病を生ぜざらしめる?と書かれて
いるように、美容、強壮効果が大だ。

葉だけでなく、皮膚機能を健全にする作用が著しい実も、
一緒に用いるとよい。
煎じ汁を風呂に入れて、普通に入浴すればよいのである。

熟したくこの実を、同量の本物のごま油に浸して2ヶ月以上
置いたものを頭皮にすり込むと、白髪止めとなり、ヤケド
にも有効だ。

    (了)━■健康談話■━

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 森下敬一
『食べもの健康法』から引用

<資料請求>
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森下敬一 『食べもの健康法』

●くこ

くこは長い間利用し続けているとめざましい不老長寿の
効果をあらわす代表的植物である。

その一つのあらわれは、視力の衰えの防止に威力をあら
われることで、古い本には
「あたかも消えかかった灯明に油をさしたようになる」
と書かれている。
したがって、かつての爆発的くこブームの終わりと共に、
それとは無縁となってしまった人は、大変惜しいことを
したことになる。

くこは、春、秋に新芽を出す。その軟らかい葉をくこ飯
にすると、くこ特有の風味が満喫できる。
炊き上げたご飯に、油炒めしたくこを混ぜ込めばよい。
このほか、天ぷら、ゴマ和え、汁の実などにいろいろと
工夫して用いるといいだろう。

どんな成分によるのかはわかっていないけれど、くこは
特に消化器、循環器、呼吸器の機能を健全にし強化する。

実際、慢性胃炎、肝臓病、高血圧、肺結核がよくなった
という例が多い。血管の老化を防止する作用もあるので、
動脈硬化の防止に役立つ。
また、低血圧や冷え性にもよく効くことから考えると、
自立神経機能の安定化作用もあるらしい。

くこ茶にして用いても、同様の効果が得られる。
これは乾燥した葉を香ばしくほうじて用いる。
番茶のように熱湯を注ぐだけで飲めるから便利でもある。
ただし、煎じ汁は感化作用を持っているから、便秘症の
人は乾燥した葉を煎じて飲む方法がいいだろう。

また、ふりかけにして利用する、という手もある。
夏に、葉?つぼみ?花などを採取して水洗いした後、陰干し
して、こんがり炒って粉末にして用いるのである。
これに、ミネラル食品であるこんぶ、のり、ごまの粉末に、
焼塩(自然塩を炒ったもの)を混ぜれば、すばらしい浄血
・健脳ふりかけだ。

くこはまた、大変な強壮・強性食品である。
それもそのはずで、くこは非常に生命力の強い植物。
挿し木で容易に発根するばかりか、くこ風呂に使った後の
実からも発芽するほど。強壮?強制効果を得るためには、
若葉を生食するか、またはくこ酒を飲むとよい。

くこ酒は、乾燥したくこの実(漢方薬店で売られている)
300~500gに、焼酎1.8リットルを注いで、3ヶ月以上ねかせ
ておくとできる。
これを毎晩盃に1~2杯ずつ飲む。決して飲みすぎないこと。
好みで、はちみつで味つけしてもよい。
このくこ酒は、そのほかに糖尿病、不眠症冷え性、不感
症にも有効である。

ところで、くこ風呂は、薬草学の古典に?くこ葉の煎湯は、
人をして光沢ならしめ、百病を生ぜざらしめる?と書かれて
いるように、美容、強壮効果が大だ。

葉だけでなく、皮膚機能を健全にする作用が著しい実も、
一緒に用いるとよい。
煎じ汁を風呂に入れて、普通に入浴すればよいのである。

熟したくこの実を、同量の本物のごま油に浸して2ヶ月以上
置いたものを頭皮にすり込むと、白髪止めとなり、ヤケド
にも有効だ。

    (了)