白鳥一彦さんのメールから
━━━━━━━━━━━━□ 8月 一考察 □━━━━━━━━━━━━
―― 「木造都市」の時代が始まる
「鉄筋コンクリート」から「木骨工法」へ
船 瀬 俊 介
『コンクリート住宅は9年早死にする』(リヨン社)
りから木の街づくりへ』(リヨン社)という本を執筆した。
『コンクリート住宅……』のほうは韓国語に翻訳され、
のドキュメント番組にもなり、
韓国だけでなく、日本の建築界でも現在、大きなトレンド・
それが「鉄筋コンクリート」から「木造」へのパラダイム・
山形県の住宅メーカー、シェルターKESシステム本部(
同社が開発したKES工法は、“鉄骨”ならぬ“木骨”
コネクター)※a1 を使用することで可能となった。
※a1 KESコネクター
KESコネクターは亜鉛溶解メッキで、
従来金具工法の4~7.4倍と日本最強の強度を誇る。
キャッチフレーズは「3S(シンプル、スピード、ストロング)」
その堅牢性は、
KESコネクターの組み込み写真を見る
http://command-ex.com/L3629/
<4分の1の価格で寿命は4 倍岩手県浄法寺町の町役場庁舎>
シェルターが手がけた岩手県浄法寺町の町役場庁舎は、
数万人の見学者が訪れている。
鉄筋コンクリート建築なら19億円かかるところを、
5億9000万円で完成した。これは、
まさにエコ庁舎の究極モデルといえる。
法隆寺の修復で知られる宮大工、故・西岡常一翁は「
だった。「木骨工法」の浄法寺町エコ庁舎は、
価格は4分の1で寿命は4倍 ―― この驚異的メリット。
概算で鉄筋コンクリートより8倍もお得ということになる。
「鉄筋コンクリートの時代は終った」
鉄筋コンクリート建築は、まず鉄筋を組み、型枠を作り、
壁も天井も同じ作業で造っていく。
しかし、KES「木骨工法」は、
おまけに「木骨」なので、「鉄骨」「鉄筋コンクリート」
土台工事も簡便で済む。これもコストダウンとなる。
コンクリートそのものを見ても、水で薄めた“シャブコン”、
接着不良の“コールド・ジョイント”、砂利が露出した“
が指摘されている。
「木骨工法」は、そのような不正や手抜きとも無縁だ。
また、コンクリートには「冷輻射作用」
一般にコンクリート・ストレスといわれるものだ。
「木骨工法」なら、自然素材のみで完成するので、健康にもよい。
KES工法は住宅建築の場合でも、柱断面の面積が1.8倍。
火災時には30分で周辺2センチが炭化して防火層となり、
鉄骨は10分でアメのように曲がり崩落する。火災に弱いのは「
埼玉県南埼玉郡宮代町の新庁舎にもKES工法が採用され、
集めている。
シェルターは究極のエネルギー自給エコハウス“KES ZERO”をも完成させた。
太陽電池パネル(4キロワット)、太陽熱給湯パネルを兼備した“
が2200時間を越えると100%エネルギー自給が可能となる。
断熱サッシにはEU圏で最高性能を誇るヘリング社の5層スーパー
そんな“超”贅沢な造りでありながら、
株式会社シェルター KESシステム本部
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兵庫県姫路市では、「毎日を楽しむ。暮らしを楽しむ。」を掲げ、
『住宅は、予防医療』と謳(うた)う、株式会社 アイスタイルがある。
住むほどに健康を増進する家というのだからこの上もない。
株式会社 アイスタイル
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家族それぞれの暮らしにフォーカスすることで、
む』家をつくるというコンセプトを掲げている。
そのため、耐震性・温熱環境・健康・耐久性という『ハード』が、
ように設計される。兵庫県近郊で木造住宅を考えている人は、
このアイスタイルさんに、11月23日(祝日)
10:00~17:00 の全日講演会で、健康関連ブースも勢ぞろいするという。
私のマネージャー白鳥君も、初出版本を持って登壇する。―― これも楽しみだ。
お時間ある人は、満員御礼になるまえに仮申込みをすると良い。
詳細が決まり次第、連絡するというので、
◆11/23 船瀬俊介 緑の文明へ大転換 講演会(仮称)仮登録
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(了)