枝廣淳子さんのメールから
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Enviro-News from Junko Edahiro
No. 2645 (2018.08.17)
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本日午前中に、
境省の中央環境審議会循環型社会部会の下に設けられた小委員会で
世界的に大きな問題となっている海洋プラスチック汚染に対して、
催されたG7で「海洋プラスチック憲章」がまとめられた際、
米国と日本だけでした。
当然ながら内外から大きな批判が向けられたわけですが、
てもしっかり対応できる、
期待されている委員会です(と理解しています)。
委員会の委員は17名、私も委員となっています。
からご覧ください。
http://www.env.go.jp/council/
私は現在ロンドン出張中のため、
を提出し、問題意識を共有させていただきました。
から見ていただけますが、以下に掲載します。
~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~
第1回プラスチック資源循環戦略小委員会
枝廣淳子
海外出張のため、初回欠席となって申し訳ありません。
が、
ます。
1) 日本の取り組みは遅れていることをしっかり認識したうえで戦略を
10年前の2008年からすでにルワンダでは、
売・使用が全面禁止されていることはあまり知られていない(
到着した旅行客のスーツケースにビニール袋が入っていれば没収さ
ケニアでも同様の方策がとられた。
組みは遅れていることをしっかり認識すべきである。
2)パッチワークをやめて、本質的なビジョンと包括的な枠組みを
日本のこれまでのプラ対策は、
て、プラそのものを経済や社会の中でどう位置づけるか、
枠組みづくりには至っていない。地球温暖化が、
化石燃料そのものの位置づけを変えてきているように、
プラそのものの文明における位置づけを考え直す必要がある。
ングでなく、
3) 国際競争力の源泉として位置づける
欧州でのプラ対策の盛り上がりの背景は、
たこと、
セッティングを通して、
てこれはチャンスでもあるが、
した大きな枠組みの中で、
ビジョンと取り組みを考える必要がある。
4)イノベーションの原動力としての位置づけを
1970年に、アメリカで「自動車の排気ガス中の一酸化炭素、
物を10分の 1以下に規制する」という「マスキー法」が成立した当時、
値のクリアする見通しのある自動車メーカは世界で1社もなかった
規制をばねにイノベーションを起こした日本の自動車メーカーが最
車を生み出し、
いる。プラ問題に対して「他国もやっているから仕方なしに」
対応するのではなく、
みが必要である。
~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~
しっかりと根本的なところからの話し合いができるのか、
たいと思います。
また、海洋プラ問題については、まとまった記事を執筆中です。
恐ろしくなる現状を、各国や企業の取り組みとともに、
日本が、そして自分たちがどうすべきか、
います。
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「幸せ経済社会研究所」~幸せと経済と社会との関係を見つめ直す
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