枝廣淳子さんのメールから
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Enviro-News from Junko Edahiro
No. 2644 (2018.08.11)
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北海道・下川町や熊本県・南小国町、島根県・海士町など、
ちづくりのお手伝いをさせていただいています。
組みを取材させてもらったりしています。
そういう経験から、
変多くの方がコメント・シェアしてくださったので、
題」にもアップしました。
~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~
一日一題
「本当の「まちづくり」が進む地域・進まない地域」
https://www.es-inc.jp/1dai/
「まちづくり」の主体者は誰なのだろう?と考え続けている。
日本の地域が直面している多くの課題を前に、
組みを進めている町もあれば、そうでない町もある。
がいても、そうできない町もある。
私の問題意識を共有しておく。
人口減少・高齢化、
下で、それでも持続可能で幸せな地域にしていこうとするならば、
下の「3つの力」が不可欠である。
(1)敏捷性
「これまで通り」や「決まったこと」に縛られず、
て、必要があれば機を見て進路変更ができる力。
多くの行政にとって苦手なことであり、「変わり身が早い」
象となるため、回避しようとする。
(2)長期的見通し
根拠のないバラ色の将来を描く力ではなく、
かり把握し、それが自分の町にとって何を意味するのか、
れる幅はどの程度なのかを客観的に冷静に計算する力。また、
にでも理解できる形に「見える化」する力。
(3)痛みを乗り越える力
日本の多くの地域は今後「
状況に直面する。
だれだって便益や特権を取り上げられるのは嫌である。「
えていたのに、自分はもらえないのか」「なぜあの地区・
自分たちはもらえないのか」という状況に、批判・
良い顔をしつづけるとしたら、破綻が早まる。
きちんとデータと見通しを示し、
がどのような町の未来につながるかをしっかり伝えて、
越えていけるか。
最悪の組み合わせは、
「次の選挙に当選することしか考えていない首長・議員
+
短期的な自己利益しか考えていない住民
+
これまでどおりをやっているだけの行政職員」
である。
行動経済学でいうところの「損失回避性」「現状維持バイアス」
い傾向が相まって、これは「無変化・衰退」の方程式だ。
一方、課題に向き合って確実に進んでいる地域もある。
を見ていて、その「原動力・進め方」
ることが見えてきた。
その成功パターンを強化するために、
か?
その成功パターンをほかの地域でも創り出すためにできることは何
時間が無限にあれば、
「時間切れ」が迫ってきているのだ。
残された時間で効果を最大化するために注力すべきことは何なのか
~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~