やっぱり白鳥一彦
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こみ☆まぐコラム(15)
<日本は、精神科病床数が世界一>
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WHOが把握している世界の精神科病床の総数185万床の内、
実に全世界の精神科病床数の5分の1に相当します。
欧米の先進国で「脱・精神科病院」が進むなか、
ちなみにイタリアには、精神科自体がありません。
そこには日本における精神科病院の成り立ちや制度、
など多くの問題があります。
日本の精神科・心療内科の数は異常といわざるを得ません。
■精神科病院がなくなったイタリアから、何を学べるか
イタリアにはマニュコミオと呼ばれる巨大な精神科病院がかつて多
言われた2,600人の患者を収容した病院もありました。
あらゆる閉鎖収容所の歴史と同じく、
い状況が必ず発生します。マニュコミオにおいても、
しかし、イタリアはこの現実に目を向け、
全ての精神科病院が機能を停止しました。つまり、世界で唯一、
なったのです。
幻覚や妄想が主症状となる「統合失調症」は、
友人、地域社会といった生活環境によって悪化もすれば、
それは、
疾患の根本にある「人間的な苦悩」に対する人間的なかかわりや、
れることによって、改善されてゆくのです。
ほとんどの先進国では、精神疾患のある人々を「隔離・収容」
を発症した人々の多くは何十年と施設に収容されていました。
病状が改善されず、
多くの国では1960年代頃から「地域ケア」に舵を切り始め、
システムが世界中で展開されています。
■世界一精神科病床の多い国 日本
一方わが国は、
敗戦後の「高度成長期」の影には、労働力の確保が優先され、
ある人々に対して「施設収容」を推進する施策がとられました。
策として本人の同意によらない強制入院が合法的に推進された歴史
◆精神科病床数の各国比較グラフを見る
http://reside-ex.com/Lbe1634/
日本では、近年「72,000人は、
社会的入院の解消事業を推進しています。
■精神医療の問題
その? 精神科・心療内科では、無根拠・無責任な診断が行なわれている。
その? すべての精神科医が薬に頼り、薬漬け医療が横行している。
その? 治さない(治せない)精神科医療により、
このように医療利権にしがみついた精神科医療の闇が見えてくるの
私たちは、自身や家族が精神疾患に直面するときのために、
つまり人権保障に基づく医療システムを描いていく必要があるので
引用:一般財団法人 アジア・太平洋人権情報センター
http://reside-ex.com/Lbe1634/
(了)